食事の不思議

昔から疑問に思っていたことがある。なぜよく食べられている方法が体にいい食べ方であることが多いのだろう?
最近食事時に栄養士が栄養学の観点から書いたコラムをよく読んでいる。例えば「サンマ」というテーマで「大根と一緒に食べると〜の栄養素が良く吸収されます」とか書いてある。そういう習慣は栄養学とかが発達していない頃に出来たはず。なぜ知識もないのにそういう食べ方をしているのだろう?
もしかすると何百年の数限りない臨床実験(食べてみる)の結果体にいい食べ方が残っていったのか?ちょっと仮説を立ててみよう。
昔は今のように物流が良くなかった。勢い食べるものは近在の村で取れるものに限られていただろう。例えば魚が良く取れるところでは魚が主食で、足りない栄養素を他のもので補うという食生活だったのだろう。その中で大根を一緒にとるグループは余り体に変調をきたさなかったことから大根が良く食べられるようになった。そのようにして特産地では大量の例から少しづつ正しい食べ方が普及するようになって来た。
どうだろう?