The Goal 2 (It's not luck)
思考プロセス
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- 何を変えればよいか(What to change?)
- 何に変えればよいか(What to change to?)
- どのように変えればよいか(How to cause the change?)
という一連のプロセスにより系統的に考えること。
論理ツリー:思考プロセスを実行するためのツール。以下のものがある。
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- 現状問題構造ツリー(Current Reality Tree)
- 雲(対立解消図 Cloud)
- 未来問題構造ツリー(Future Reality Tree)
- 前提条件ツリー(Prerequisite Tree)
- 移行ツリー(Transition Tree)
好ましくない結果(Undesirable Effects)
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- 通常、目にする問題点の大部分は本質的な問題ではなく、もっと根本的な問題の結果や症状に過ぎない。そこで、目に付く問題点を列挙する際には「問題点」とかかず、本質的な問題点でないことを強調する。
現状問題構造ツリー:何が問題なのかを考える。
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- 問題解決に当たって「何を変えれば最大の結果が得られるか」を明確にするための手法。まず現状の問題点(好ましくない結果=UDE)を列挙し、これらの因果関係を中間ステートメントを加えながら見つけていくことで「変えるべき根本の問題」を探し出す。
本では「マネージャは部分最適化を達成することで会社を運営しようとしている。」がコアの問題だった。
雲:コアの問題についてさらに考え抜き、
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- 5つの枠が矢印(因果関係)で結ばれた定型的なフォーマットを持つ。これらの矢印のうちいずれかの矢印(気に入らないやつという表現がされていた)を解決することで矛盾や対立を解消する。「何に変えればよいのか」を考えるときに使う。個人間の対立などではA対Bの構図をA&B対問題点という構図に変えることによりAとBの関係にひびが入りにくくなる。
未来問題構造ツリー:何をしなければいけないか、何を突き止めなければいけないかをはっきりさせる。
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- 雲を使って見つけた解決策を実行したらどうなるかを検証するための手法。コアの問題が解決した後で現状問題ツリーがどう変化するのかを示し、新たな問題(ネガティブブランチ)が発生していないかを検証する。
前提条件ツリー(Prerequisite Tree):どのように変えればよいかを考える。
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- 目標を決める。
- 障害となる事項をとにかく列挙する。
- 各項目に中間目標を設定する。(例えば「価値はまだ低い」=>「価値を高める」といった単純なものでもOK)また全ての中間目標を出すまでは中間目標に対する質問は禁止。
- 因果関係だけではなくアイデア実行の時間的順序関係が重要。
移行ツリー
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- 最後のステップ。実行計画に相当する。前提条件ツリーで展開した各中間目標を達成するためになにをしなければいけないのかを示す。やはり時間的順序関係が重要。