情報技術はどこまで「知」に接近できるか「ナレッジ」と「経営」を結ぶための4冊。http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/bookreview/km/01.html

「知」には「集団性」「階層性」「操作性」がある。

「集団性」とは人間の集まりによって新しい「知」が生まれることがあるということ。その具体的な現象は3つに分けられる。「知識の共有による新しい知の創造」「プロセスの組み換えによる新しい知の創造」「協同することによる創発的な知の創造」。前者2つは計算可能なもの、後者は不可知なもの。

「階層性」はすでに既知となってしまった階層の知をブラックボックス化すること。「了解」し「忘れてしまう」または「意識しなくなってしまう」こと。

「操作性」は「知」の構造が完全にわかることにより創発などを完全に操作することができるもの。今現在では夢物語。